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Blog ブログ:感覚をデザイン。

人の司令塔でもある感覚をデザインすること。それはその人にとって心地よく、やすらげる、豊かな空間。

クリニックの院長室をデザイン。

もとは壁に四方囲まれた、約6畳の院長室。
普通に、デスクと書庫にしてしまうと、ただでさえ壁の圧迫感がある上、
大きなデスク、ソファ、書庫設置となると更なるボリューム感になりかねない、
現状でした。

その環境を踏まえ、まずは大きな家具のレイアウトを左右に振り分け、
正面は奥行き感のある、風景画の壁紙のみとしました。そうすることで、
院長室のドアを開けると、まずはパノラマな景色のみ見えるようにしました。
⇩(以下、写真)


院長のデスクは、
左の下がり天井下にすることで、ドアを開けた段階では上の写真の見え方に。

絵画風の壁紙はソファを設置する右壁面も貼ることで、よりワイドな、
ダイナミック空間しています。
設置のソファは、この壁紙に合う当店オリジナル刺繍生地でコーディネート。

個性的な壁紙であるのと、コーナーに柱もあるため、
柄出しをどこから始めるのか、天地の出し方など、現場にて細かくチェック
します。

院長室手前の前室のデザインは以下の写真です。
院長室の空間は自然を感じる、癒しのイメージですが、
前室はモダンスタイルに。
カーペットの色も切り替えたデザインに。

空間の考え方としては、
前室は診察前後のリセットするエリア。
院長室は休憩時はリラックススペースとして、
事務作業では集中でき、かつ機能的でもあるデスクまわり。
という視点でデザインしています。

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